クォーツ式時計は、精度が高い時計として知られています。
機械式時計との違いが気になる方もいらっしゃるいことでしょう。
そこで今回は、クォーツ式時計の仕組み・機械式との違いについて解説していきます。
▼クォーツ式時計とは?
クォーツ式時計のクォーツは、水晶を意味しています。
クォーツ式時計は1920年代にアメリカで発明され、日本では1930年代に開発されました。
それまで振り子として使用されていたテンプに代わり、水晶を採用することで格段に精度が高まり普及しました。
■仕組み
クォーツ式時計の内部には、水晶振動子という小さな水晶が埋め込まれています。
電池の動力で水晶に電流を流し、正確なリズムで振動させます。
その振動が集積回路という電子部品で電気信号に変わり、歯車がモーターを回転させて針を動かす仕組みです。
水晶振動子は、1秒間に30,000回以上も振動します。
■クォーツ式と機械式の違い
クォーツ式は電池を動力にしているのに対し、機械式はゼンマイがほどける力を動力としています。
クォーツ式時計のメリットは、振動数の精度が高く時間を正確に刻むことです。
また、
軽量でリーズナブルな価格も人気の理由です。
一方デメリットは、機械式と比較して寿命が短いことです。
機械式の寿命の長さは、メンテナンス次第で30年以上にもなります。
また、電池交換の手間がないこともメリットと言えるでしょう。
一方、デメリットはクォーツ式と比較すると精度が落ちることです。
また、交換部品やメンテナンス費用が高額になることもあるでしょう。
▼まとめ
クォーツ式時計は、電池の動力を使って水晶に電流を流し振動させます。
その振動が電子部品に伝わり、モーターを回転させて針を動かす仕組みです。
1秒間に30,000回以上振動させることで、正確に時を刻むことができます。
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